目立て加工

当産地では古くからの産業であった『ヤスリ』の製造から、目立ての技術を活かし、おろし金の製造に発展してまいりました。
本目立てとは、厚い金属板に先端が鋭利で硬い鏨(タガネ)と呼ばれる道具を用い金槌でひと目ずつ叩いて掘り起こし、おろし刃を造る技法です。
本目立てで掘り起された刃は、プレス機で一気に成形された刃に比べると切れ味と耐久性に優れています。
長年の経験と技術が最新のNCマシンでひと目ずつ鋭利な『本目立て』を可能にしました。
食品加工機械用のおろし金やお客様のご要望に合わせたおろし金を承ります。