バフ研磨
鏡のように映る光沢の有る、金属製品。
元々の素材がこのように輝いていた訳では有りません。
加工工程中につくプレス加工による疵、スピニング加工によるスピン目と言う筋、熔接加工による焼けや油汚れでとてもそのまま製品として出せない状態を研磨で磨き上げていくのですが、いきなり仕上げとはいかないのです。
粗掛けから始め中目、そして仕上げと磨かれていくわけですが、綿やフェルトで作られたバフと呼ばれる研磨ホイールで製品表面の汚れを取り除き、凹凸を滑らかにしていきます。
交差点や見通しの悪い道路に立っているカーブミラーもバフ研磨の技術です。
お客様のニーズがそこまで求めていなければ、仕上げ具合を弊社でコントロール出来ますがそこまでの技術を持った熟練工と繋がっているのです。