SDGs指標の分析と理解

SDGsは17のゴールと169のターゲットに分かれています。ここにさらに細かな指標があります。結局は、まずそのすべてをある程度理解しなければなりません。このプロセスの中で、初めて知る世界の現状や国内の課題などが山積しています。このプロセスがすべて終わった頃には、頭の中はぐちゃぐちゃです。特に経営サイドは途方にくれます。そこで、広告代理店などへのアプローチ、となるのですが、大体、既存にやっていることにSDGsのシールが貼られるだけですからそこはグッと我慢します。 次に、頭の中がぐちゃぐちゃになったタイミングで、いったん、日本の課題や、世界の課題、それと向き合っているアントレプレナーなどやグローバル企業のケーススタディを紐解くことが重要です。かなり具体的に情報が整理されていくのを感じることでしょう。とはいえ、ここで感じるのは「乖離」です。結局自社のビジネスにおいて一体なにを導入し、なにを変えればいいのかということと、SDGsに関して評価されている取り組みとの間がリンクしてこないわけです。そこで、寄付をしたらいいのか、とか、そういう団体に連絡してみようとなります。もちろんこれは無駄ではありませんが、アウトソースしてえられるものと、社内理解によって醸成されるノウハウは完全に別物であることを理解しなければなりません。 となると結局は、SDGsが一体何を言っているのか、そしてそれが会社の言語で理解するにはどうしたらいいのかというブリッジをかけることが重要となってきます。画像は、エムテートリマツが取り組んだSDGsの分析・理解の資料のひとつです。様々なプロセスを繰り返しながら、分析・理解をノウハウ化していきました。